札幌、横浜ＦＭに大敗 前半に退場者出て６失点の悪夢 ペトロヴィッチ監督「苦しい展開」…ルヴァン杯準々決勝第１戦

前半３０分、札幌は先制点を許した

◇ルヴァン杯準々決勝第１戦　▽横浜ＦＭ６―１札幌（４日、横浜・ニッパツ三ツ沢球技場）

　Ｊ１の北海道コンサドーレ札幌はアウェーで横浜ＦＭに１―６で敗れた。

　リーグ戦３連勝中の札幌は、１日の川崎戦から先発を７人を入れ替えて臨んだ。だが前半３０、３６分に立て続けに失点すると、同３７分にはＭＦ荒野拓馬が相手の得点機を阻止して一発退場に。後半３２分に途中出場のＦＷ白井陽斗が意地のゴールを挙げて気を吐いたが、数的不利の中、相手の攻勢を跳ね返せず、大量６失点で大敗した。

　これで横浜ＦＭに公式戦５連敗。序盤の再三のチャンスを逃した後の悪夢のような結果に、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「先に点を奪われてしまい、苦しい展開になった」と振り返った。

　８日にホームで第２戦を行う。２０１９年大会以来の４強進出には大量得点が必要なため、極めて厳しい状況に追い込まれたが、ＤＦ宮沢裕樹は「終わったわけではない。ホームでやり返せるように準備していきたい」と切りかえに努めていた。