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【阪神】2日連続“独り勝ち”でジワリ首位広島と3・5差 岡田彰布監督「一試合一試合勝っていくだけ」

スポーツ報知 / 2024年9月5日 5時0分

3カードぶりの勝ち越しを決めて甲子園のファンにあいさつする岡田監督(カメラ・谷口 健二)

◆JERAセ・リーグ 阪神9―4中日(4日・甲子園)

 連勝で3カードぶりの勝ち越しを決め、上位では2日連続“独り勝ち”の阪神・岡田監督だが、浮かれた雰囲気を一蹴した。むしろ、ピリピリ。広島と3・5差、巨人と3差に縮めたが「そんなん、全然関係ない。一試合一試合勝っていくだけ。そんな計算してない」と語気を強めた。8月2日以来の6勝目を挙げた村上も捕手・坂本とともに「反省が全然できてないやろ」とバッサリ。チームを引き締めた。

 初回無死一塁から佐藤輝の失策も響いたが、2死二、三塁とされ、宇佐見に2点打を浴びた。「真っすぐばっか。何でカーブ投げへんの。前回と同じように単調で」と苦言。「去年のイメージ持ってたらアカン。去年抑えられたリードも今年は違う」と言い切った。

 打線は初回に先頭から6連打で一挙6点。つながりに納得したが、佐藤輝の失策を取り返す決勝打は「みんなに便乗できた」とたたえることはなく、井上の2ランも「たまたま出たけど、そんな簡単じゃない」。甲子園での中日戦は9勝1分けで無敗フィニッシュに王手。03年以来の聖地同一カード(対ヤクルト)9連勝となったが、連覇への厳しい道に息をつく暇はない。(安藤 理)

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