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【中日】立浪和義監督「力がないから勝てない」82年ぶり同一シーズン甲子園9連敗 5日最終戦負ければ全敗

スポーツ報知 / 2024年9月5日 5時0分

劣勢に静まり帰る立浪監督(中央)ら中日ベンチ(カメラ・谷口 健二)

◆JERAセ・リーグ 阪神9―4中日(4日・甲子園)

 左翼席の竜党から響くこの日2度目の「気合を入れろドラゴンズ!」も、虎党の歓声にかき消された。5点を追う9回2死一、三塁。細川が左飛に倒れ、逆転負けが決まった。1942年以来、82年ぶりの同一シーズン甲子園9連敗。中日・立浪和義監督(55)は「力がないから勝てないんです。力不足ですよ、まだまだ…明らかに」と語気を強めた。

 初回無死一、二塁。犠打のサインで追い込まれたカリステは、切り替わったヒッティングのサインに応じず、またバットを寝かせた。結果的に送りバントが決まって二、三塁と好機は広がり、宇佐見の中前適時打で2点を先取。それでも指揮官は「結果オーライ。サイン通りに動いてくれないと。追い込まれてバントするところではない」といら立ちを隠せなかった。

 その直後、先発の小笠原が先頭の近本から6連続長短打を浴びて一挙6失点。あっという間に試合をひっくり返され、早くも勝利の道を断たれた。リーグワーストで2年連続10敗となった左腕は「本当に申し訳ないなという気持ち」と大反省。立浪監督も「立ち上がり慎重にいっているんでしょうけど。今日は、あの6点が全て」とバッサリだ。

 今季チームは甲子園で9敗1分け。5日の阪神戦で敗れれば、球団29年ぶりのセ本拠地0勝の悲劇が待ち受ける。「『(投手陣が)バンテリンDでいい』って言われても、ビジターで点を取られている。打つ方も課題でピッチャーも課題ですよね」と指揮官。借金は今季ワーストの14。勝利を願う竜党に応えたい。(中野 雄太)

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