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車いすテニスの上地結衣、日本選手でパラ史上初の単複同時決勝進出の快挙…パリパラ

スポーツ報知 / 2024年9月5日 1時16分

上地結衣

◆パリ・パラリンピック 第7日 ▽車いすテニス(3日、ローランギャロス)

 女子シングルスで、世界ランキング2位の上地結衣(三井住友銀行)が、同3位のアニク・ファンクート(オランダ)に、2時間4分、6-0、4-6、6-4のフルセットで勝ち決勝に進出。2021年東京パラリンピックに続き銀メダル以上を確定した。悲願の金メダルをかけて、決勝では同1位で2021年東京パラリンピック金メダルのディーデ・デフロート(オランダ)と対戦する。

 上地は、女子ダブルスで、田中愛美(長谷工コーポレーション)とのペアですでに決勝進出を決めており、パラリンピック1大会で、単複同時に決勝に進出した初めての日本選手となった。昨年1月に引退した男子シングルス3度の金メダルを誇る国枝慎吾さえできなかった快挙だ。

 国枝は、2004年アテネ大会でダブルスで金メダル。しかし、シングルスは8強だった。2008年北京大会、2012年ロンドン大会とシングルスは金メダルだが、ダブルスは北京が銅、ロンドンが8強。2021年東京大会もシングルスは金メダル。ダブルスは4位入賞だった。

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