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マイナビ仙台の起爆剤は最年長・DF長船加奈と最年少・MF遠藤ゆめ…7日のクラシエ杯で今季初の公式戦

スポーツ報知 / 2024年9月5日 9時30分

パスを出すマイナビ仙台・長船(右)

 WEリーグのマイナビ仙台は、7日のクラシエ杯1次リーグで新潟と今季公式戦初戦(デンカS)を迎える。15日にはホーム・ユアスタで千葉とのリーグ初戦に臨む。三菱重工浦和から約10年ぶりに仙台へ復帰したチーム最年長の元日本代表DF長船加奈(34)と、同最年少のMF遠藤ゆめ(19)が、昨季10位と低迷したチームの起爆剤になる。

 三菱重工浦和で直近2年リーグ優勝を経験している長船が、仙台に勝者のメンタリティーを注入する。9季に渡って所属した浦和では、チームとともに自身も成長。「今の仙台は若い子が多く元気。レッズも若いチームの時に入って、そのまま強くなる姿を見てきた。勝つチームの雰囲気を肌で感じたことを仙台に伝えたい」と誓った。

 21、22年と左膝前十字じん帯損傷で手術して以降は90分通して戦うスタミナの不安はあるものの、現在は全体練習後に1時間走るなど調整を進めている。「仙台の守備は、まだあまりうまくいってない感覚はある。後ろからしっかり声を出してみんなを動かしたい」とチームをまとめ、リーグ3位以上を目指す。

 プロ2年目となる遠藤にとっては新たな挑戦が待つ。昨季は13試合出場で2得点を挙げたが、第8節以降は途中出場やベンチ外になることが多く悔しさが残った。「声をかけることや、ボールに強くいくこと、強度の部分が足りず試合に絡めなくなっていった」。明白になっている課題を克服すれば、自然と出番が増えるはずだ。

 154センチと小柄な身長をカバーするため、オフには「相手の前にあと一歩足を出すことや、声を出してカバーすること」を意識して取り組んできた。本職の左サイドハーフ以外でトップ下にも挑戦。「『ゆめが真ん中にいると強いよね』と思ってもらえるように、少しでもインパクトを残せるよう試合に出て頑張りたい」。ベテランと若手の融合で開幕ダッシュを狙う。

(山崎 賢人)

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