古江彩佳は６７で暫定２位の好スタート ４か月ぶり日本ツアーは「ギャラリーさんに後押し」

１３番、ティーショットを放つ古江彩佳（カメラ・豊田　秀一）

◆女子プロゴルフツアー　メジャー第２戦　日本女子プロ選手権　第１日（５日、沖縄・かねひで喜瀬ＣＣ＝６６７０ヤード、パー７２）

　７月の海外メジャー、エビアン選手権を制した古江彩佳（富士通）は５バーディー、ボギーなしの６７で回り、暫定２位の好スタートを切った。「今日は落ち着いてプレーができて、いいラウンドできた」と納得の表情で振り返った。

　１０番から出て１３番では９メートルを沈めるなど、前半で４バーディーを奪取。フェアウェーを捉えられなかったホールは２つだけで、「ティーショットはほぼ完璧に近い。１０番はラフに外したんですけど、うまく打てた」と好調の要因を分析した。

　日本ツアーは５月のメジャー初戦、ワールドレディスサロンパスカップ（報知新聞社後援）以来、今季２度目。４か月ぶりの参戦は暑さの残る沖縄となったが、「ギャラリーさんにもずっと声かけてもらったり、すごく後押しもされてうまく気持ちも切らさずにできた」。悲願の海外メジャー制覇を果たし、観客からも注目を集めたが、「自分自身は変わらないので、あまりプレッシャーも感じず」と意識することなくプレーしていたという。日本では８勝もメジャータイトルはない。幸先の良いスタートから国内メジャー制覇へ挑む。