1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

落語協会新真打ち4人が9月昇進前に抱負 7代目古今亭志ん橋、師匠の名継ぎ「精いっぱい勤めて参りたい」

スポーツ報知 / 2024年9月5日 14時58分

落語協会の新真打ち昇進会見を行った(前列左から)柳家花ごめ、古今亭志ん松改め志ん橋、春風亭朝之助改め梅朝、古今亭始改め伝輔

 9月21日より落語協会の真打ちに昇進する、柳家花ごめ(柳家花緑門下)、古今亭志ん松改め志ん橋(古今亭志ん丸門下)、春風亭朝之助改め梅朝(春風亭一朝門下)、古今亭始改め伝輔(古今亭志ん輔門下)が5日、都内で披露会見を行った。

 6月に柳家さん喬が会長に就任し、新体制となって初の真打ち。4人は09年に入門し、二ツ目にも同じタイミングで昇進した“同期”で、切磋琢磨(せっさたくま)しながら芸の道を歩んできたが、さん喬は「真打ちは終点ではなく、あくまでもスタートラインだよ。みんなで頑張って、評判をいただいて初めて花を咲かすことができる」と言葉をかけた。

 花ごめは「ここ数年で新作を作り始めるようになったので、披露目でも自作の噺(はなし)をどこかでできたら。最近、怪談噺を手がけるようになったので落語で怖い噺をどう表現できるかというのを模索できたら」と意欲。昨年10月に死去した師匠・6代目古今亭志ん橋さんの名を継ぎ、7代目を名乗る志ん橋は「まだ師匠が亡くなって1年もたっていないなか襲名させていただくのは大変に恐れ多いことでございますが、兄さん方が背中を押してくれたんで精いっぱい勤めて参りたい」と語った。

 梅朝は「私は本当に落ち着きがない人間で…」と苦笑いしつつ「慌てず騒がず落ち着いて、披露目を迎えられたら」と明るくコメント。伝輔は「師匠から『ボーッっとしてたらあっという間だよ』とよく言われていまして、二ツ目でも一生懸命やったつもりでしたけど、本当にあっという間でした。もう少し一つ一つの噺を真剣に突き詰めていくようにしていきたい」と意気込んでいた。

 4人の披露興行は東京・上野鈴本演芸場の9月下席を手始めに、都内の各寄席で行われる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください