【巨人】４番・岡本和真弾 ! 均衡破る２２号３ラン「最高の結果になって良かった」…岐阜の夜空へうっぷん晴らした

５回２死一、三塁、岡本和真が右翼へ３ラン（カメラ・朝田　秀司）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人―ヤクルト（５日・岐阜）

　巨人の４番・岡本和真がチームを救う一撃をお見舞いした。両軍無得点の５回２死一、三塁。それまで打線が押し込まれていたヤクルト先発・山野太一の直球をはじき返した。やや外寄りに逆らわず、ライト方向へ一振り。走者２人を返す先制の２２号３ランで均衡を破った。

　この回、戸郷翔征、丸佳浩が倒れて２死を奪われていた。続く、岐阜出身の吉川尚輝、モンテスの連打で一、三塁。前日４日の同カードで無安打に終わっていた４番が、その借りをしっかりと返した。チームの完封負けに一人責任を背負った男に、ようやく笑みがこぼれた。

　ベンチに戻ると「戸郷が頑張って０点に抑えてくれていたので、どうにか先に点を取ってあげたかった。最高の結果になって良かったです」とコメントした。