1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

2度の盗塁王、プロ1号もランニング本塁打の快足 1994年・日本シリーズ第5戦でグランドスラム

スポーツ報知 / 2024年9月6日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第89回は緒方耕一。

  * * *

 緒方耕一は快足で人気者だった。

 1968年9月2日、熊本県出身。熊本工3年時、春夏連続で甲子園に出場。86年ドラフト6位で入団する。

 俊足を生かしてスイッチヒッターとなり88年、イースタンの盗塁王。89年、1軍に昇格し8月15日の大洋戦(東京D)でプロ1号を放つが、これはランニング本塁打だった。

 90年、篠塚利夫が腰痛を悪化。その代わりに二塁に入り、初めて規定打席に到達。33盗塁で初のタイトルを獲得した。93年には24盗塁で2度目の盗塁王となる。

 90年の西武との日本シリーズでは右足首を痛めてしまう悔しさがあったが、それを取り返したのが94年だ。

 同じく西武との日本シリーズ、2勝2敗で迎えた第5戦。1―1の6回2死満塁。5回の守備から出ていた伏兵が、左腕・杉山から左翼スタンド最前列に飛び込む満塁弾を放ったのだ。試合を決める一撃で、第6戦も快勝。宿敵・西武を倒し5年ぶりの日本一を奪回するグランドスラムだった。

 98年、30歳で引退し、02~03年、06~10年まで巨人コーチ。日本ハム、ヤクルトでもコーチを務めた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください