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【明日の金ロー】日本色が豊かな「ベイマックス」、70年代に人気を博したあのロボットも”出演”

スポーツ報知 / 2024年9月5日 21時0分

ヒロの心を癒やすケアロボットのベイマックス。壁に掛かった時計にデザインされているのは…(C)2024 Disney. All rights reserved.

 6日の金曜ロードショー(後9時)は、ディズニーアニメの「ベイマックス」(2014年)が本編ノーカットで放送される。全世界では6・5億ドルの興行収入を記録。日本でも91億円と大ヒットした。

 天才的な科学の才能を持つ主人公・ヒロ。唯一の味方である兄・タダシの大学で学ぶことを決意したのもつかの間、タダシは謎の爆発事故に巻き込まれ、命を落としてしまう。心を閉ざしてしまったヒロに救いの手を差しのべたのは、タダシが開発したケアロボットの「ベイマックス」だった。

 ある日、ヒロはタダシの死に不審な点を見付ける。事件の真相に迫ろうとした時、仮面を付けた謎の人物がヒロとベイマックスに襲いかかった。果たして、ヒロは真実を暴くことができるのか…。

 原題は「Big Hero 6」。これを聞いてピンと来る人は、相当のマーベルマニアだろう。本作の原案は、同タイトルのマーベルのコミックス。「ベイマックス」は主人公の仲間の”一人”である人造生命体の名前だった。

 コミックスは日本を守るために特殊能力を使って戦う「アベンジャーズ」のようなストーリーだが、ディズニーが映画化するにあたって主人公が日本人というのはそのままに、内容は大幅に変更。物語の舞台を、東京と米サンフランシスコを”合体”させた架空の都市「サンフランソウキョウ」とし、ベイマックスも戦うための生命体ではなく、人間を癒やすケアロボットとされた。

 このような事情からベイマックスの顔は「鈴」をイメージするなど、日本の色が非常に濃い作品となっているが、ベイマックスとの「ロボットつながり」で人気を博したアニメのロボットが”出演”している。それが、1974~75年に放送された「グレートマジンガー」だ。

 ヒロの部屋にある巨大な壁掛け時計にデザインされているロボットは、ちょっと”太りすぎ”の感はあるが、そのシルエットはまぎれもなく永井豪さんの人気作品の一つに登場するロボット。両手が長針と短針になっている。

 「グレートマジンガー」は「マジンガーZ」の続編として放送されており、それを意識したのか盤面の上の方には「弐号」の文字が入っているのも、芸が細かいところだろう。さらに、「マジンガーZ」「グレートマジンガー」といえば「あの必殺技」だが、それをほうふつさせるシーンも登場するのでお楽しみに。

 ちなみに、日本が誇る特撮作品「ウルトラマン」も映画のどこかにチラリと登場。ぜひ、探してみてほしい。(高柳 哲人)

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