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「思い出深い球場」巨人・吉川尚輝が“原点”でマルチ 岡本のⅤ3ラン呼んだ

スポーツ報知 / 2024年9月6日 5時10分

5回2死、吉川が中前安打を放つ(カメラ・朝田 秀司)

◆JERA セ・リーグ 巨人3―0ヤクルト(5日・岐阜)

 地元ファンの期待にバットで応えた。0―0で迎えた5回2死、打席に入った吉川尚輝内野手(29)は、2ボール1ストライクからの4球目、山野の142キロ直球を中前にはじき返した。モンテスも遊撃への内野安打で続くと、岡本和がライトへ決勝の3ラン。「本当、戸郷が中4日で投げてくれていたので何とか早いイニングで点数を取れればなと思っていました」。背番号2の一打が試合を動かした。

 岐阜・羽島市出身。吉川にとって長良川球場は原点だ。「学生時代にたくさんやった球場なので、思い出深い球場ですね」。この日は8月23日の中日戦(東京D)以来、9試合ぶりに2番でスタメン出場。3回1死の第2打席でも右前安打を放ち、5回の中前安打とあわせてマルチを記録。守備でも6回2死、長岡のライナーをジャンプ一番でキャッチ。攻守でチームの勝利に貢献した。

 年々、地元への思いを深めている。昨年8月の岐阜での広島戦はベンチ入りしていたが、若手主体で臨んだ試合だったため出場なし。初の凱旋試合で3安打4打点と大活躍した21年8月のヤクルト戦以来の出場だった。「こうやってプロになってから地元の球場でやることも限られているので。年に1回しかない試合ですけど、本当に声援がすごい力になりました」。この日も2安打を放ち、長良川では8打数5安打。プロ入りするまで育ててくれた故郷に、結果で恩返ししている。

 今季はここまで全試合スタメン出場を続けている。「まずは勝てたことが1番ですし、そこに尽きるかなと思います」。残り21試合。原点の地から背番号2がラストスパートをかける。(井上 信太郎)

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