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B1仙台89ERS 台湾チームとの国際親善試合で90―68で勝利

スポーツ報知 / 2024年9月5日 22時3分

国際親善試合を行った仙台89ERSと台湾のフォルモサ・ドリーマーズの選手たち

 B1仙台89ERSは5日にカメイアリーナ仙台で、台湾のプロチーム「フォルモサ・ドリーマーズ」との国際親善試合を行い、90―68で勝利した。前半は40―40と同点も、後半に粘り強い守備からペースを握り、PFネイサン・ブースらの3点シュートで得点を重ねてリードを広げた。

 プレシーズンマッチながら4000人超の観客が訪れ、落合嘉郎ヘッドコーチ(HC、42)は「たくさんの応援が力になった」と感謝。3日に外国人選手含めた全員がそろい、始動したばかりでの試合となったが「僕たちの泥くささというカラーが出せるかがポイントの中で、しっかり表現できたのは良かった」と評価。開幕まで約1ケ月。14日からは東北カップも控えている。「台湾チームというなかなかできない相手と戦えたのはいい経験になった」と語り、「勝ち負けにもこだわって練習して、開幕2連勝できるチームつくっていきたいので、心待ちにしていてほしい」と呼びかけた。

 試合はチームの「20周年プロジェクト」の一環で、台湾の選手たちは仙台市内の小学校に訪問して交流し、東日本大震災の被災地訪問も予定している。試合前には両チームの選手たちによる台湾東部沖地震の支援募金も行われ、ドリーマーズの簡浩主将は「人として大きく成長できるいい経験だった。被災地同士、お互いに助け合った過去もあったので、自分自身もこれを糧にしていきたい」と語った。

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