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巨人・坂本勇人が丸が不慣れな球場も堅守…今季地方7勝1敗締め

スポーツ報知 / 2024年9月6日 5時50分

7回、サンタナの三ゴロを処理する坂本(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 巨人3―0ヤクルト(5日・岐阜)

 慣れないグラウンドで鉄壁の守備が光った。7回2死、山田の三遊間の強烈なゴロを三塁・坂本がスライディングキャッチ。素早く一回転し、一塁に正確に送球して戸郷を救った。腰痛の影響もあり5試合ぶりのスタメン出場。4回2死一塁でもオスナの三塁線の強いゴロを逆シングルで難なくさばいた。打っては2回に左翼線二塁打を放ち攻守で躍動。「勝てて良かったです」と存在感を示した。

 内野が黒土の岐阜・長良川球場。試合前練習では普段以上に入念にノックを受ける姿があった。川相内野守備コーチは「今日はちょっと多めだったね」と一緒にゴロのバウンドをじっくり確認。「技術を持っているし、柔軟性というか柔らかさがある」と拍手した。

 外野守備でも経験豊富なベテランが輝いた。0―0の4回無死、村上のライナーに中堅・丸が前進、天然芝に飛び込んでダイビングキャッチ。「戸郷がしっかり(バットの)芯を外しているから。そんなに、本当の村上選手の勢いのある打球じゃなかった分、捕れたかなという感じです」とエースをたたえた。

 今季の地方球場は7勝1敗で全日程終了。堅守が不慣れな球場での高勝率を呼び込んだ。(片岡 優帆)

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