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【阪神】岡田彰布監督、1点差守り抜いた自慢の救援陣にドヤ顔「あ、やっぱり抑えよったと思ってるだけよ」

スポーツ報知 / 2024年9月6日 5時0分

中日に勝利して、大竹耕太郎とタッチをする岡田彰布監督(カメラ・義村 治子)

◆JERAセ・リーグ 阪神2-1中日(5日・甲子園)

 執念の逃げ切りで1点差を守り抜いた。甲子園を埋め尽くす虎党の大歓声に後押しされ、自慢の救援陣が勝利のバトンをつないだ。阪神は今季5度目の同一カード3連勝。甲子園での中日戦は10勝1分けの無敗フィニッシュだ。岡田彰布監督(66)は「そら抑えると思って出してるんやから。あ、やっぱり抑えよったと思ってるだけよ。そんなん打たれると思って出してないねんから」と、ドヤ顔で継投を振り返った。

 先発の大竹が5回8安打1失点で降板。球数が98球と多く「いっぱいいっぱいかな。勝ちパターンでつながないといけない」と迷いなく決断した。1点リードの6回に登板した桐敷は1死一、三塁とされたが、岡林の一ゴロと山本の空振り三振で窮地を脱出。その後も石井、岩崎、ゲラが無失点でリレーした。指揮官は「1点でも勝っているわけやから、それを0点に抑えていくのがブルペン陣」と信頼を口にした。

 桐敷は両リーグ最多の59登板で同トップの34ホールド。石井もフル回転で死力を尽くし、岩崎とゲラの“ダブル守護神”も常に臨戦態勢を整えている。泣いても笑っても残り19試合。岡田監督は「勝てるチャンスがあれば逃さないで勝っていく」と引き締めた。首位とは8月13日以来の3ゲーム差と近づき、2位にも2・5差。一方で4位・DeNAも1・5差につけており、歴史的大混戦だ。連覇を目指す虎にも、まだ可能性は残されている。(中野 雄太)

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