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伊東純也、7か月ぶりの代表“復帰戦”で1G2A「ああいう形になりました」得点後、ファンに示した思い

スポーツ報知 / 2024年9月6日 0時4分

後半32分、ゴールを決める伊東純也(カメラ・小林 泰斗)

◆北中米W杯アジア最終予選 第1戦 日本7―0中国(5日・埼玉スタジアム)

 FIFAランク18位の日本が同87位の中国とホームで対戦。7―0で勝利し、過去2大会は敗れている最終予選初戦を白星で飾った。7か月ぶりの代表復帰となった伊東純也が後半18分から出場。同32分には代表通算14点目となるゴールを決めるなど、1ゴール2アシストと躍動した。

 伊東は交代のために、ピッチサイドに姿を見せただけでスタンドから大きな歓声を浴びた。主戦場の右サイドでボールを受けるたびに、その声援は大きくなった。「本当に応援して下さっている方々の声は届きましたし、力になったなと思います」。観客の思いのこたえるかのようにチーム5点目を左足で決めた。「結果にこだわりたかったので、ゴール出来てよかった」。“復帰戦”でいきなり出した結果に本人も胸をなで下ろした。

 得点後はゴール裏まで進み、スタンドに向かって一礼。「感謝の気持ちを伝えたかったので、ああいう形になりました」と行動した理由を説明した。今年1月のアジア杯途中、一部報道の影響で代表を離脱。その間、代表から遠ざかっていただけに自然と感謝の気持ちが行動となって現れた。

 5日後の10日(日本時間11日午前1時)には敵意でのバーレーン戦が待つ。「本当にまだ始まったばかりなので、また次、しっかり勝つことが大事なので、次につなげられればと思います」。これでアジア最終予選は5得点目。前回の最終予選は4戦連発で苦境のチームを救った男が、再びスタートラインに立った。

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