元世界４位の錦織圭、イタリアのツアー下部大会で２戦連続のベスト８進出

◆テニス　ジェノバ・チャレンジャー　第４日（５日、イタリア・ジェノバ）

　元世界ランキング４位の錦織圭（ユニクロ）が、イタリア・ジェノバで行われたチャレンジャー大会（ツアー下部大会）でベスト８に進出だ。２回戦で世界１５７位で第７シードのフアンパブロ・パリジャス（ペルー）に６－２、６－３のストレート勝ちした。

　先週のイタリア・コモのチャレンジャーでもベスト８に進出。準々決勝直前に右肩痛で棄権していた。しかし、この日は、肩の違和感もなく、元世界６０位の相手に危なげなくストレート勝ちで、力の差を見せた。

　次戦に勝てば、昨年６月にけがから復帰して以来、世界ランキングが初めて１００位台になることが確実となる。錦織は、失効する世界ランキングのポイントがないため、勝てば勝つほど世界ランクは上昇する。１００位台になれば、４大大会予選出場も見えてくる。