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照ノ富士の秋場所休場に師匠の伊勢ケ浜親方「調整が間に合わなかった。膝を痛めたのが一番の原因」…8日初日

スポーツ報知 / 2024年9月6日 12時37分

照ノ富士

 日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で秋場所(8日初日)の取組編成会議を開き、連覇がかかる横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)は初日から休場することが決まった。休場は夏場所以来、2場所ぶり通算22度目で、横綱在位19場所で11度目となった。夏巡業終盤の8月下旬に左膝を負傷。同25日には持病である糖尿病の影響で、体重が名古屋場所のときより10キロ以上落ちたことも明かしていた。同29日の横綱審議委員会による稽古総見も、糖尿病と膝の負傷を理由に欠席していた。

 この日、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)が取材に応じ、「調整が間に合わなかったということ。巡業中に膝を痛めた。これが一番の原因で、大きい。体調面は血糖値が上がって下がらなかったので。体重も10キロ以上、落ちてしまった」と弟子の状態を明かした。

 今後については「汗を流すようになってくれば血糖値も下がる。元々、膝が大きな原因。自分のやりたい運動もできない。それでも全治2、3週間ぐらいなので。(膝が)良くなればまたやれると思う。痛めるまでは順調だった」とした。場所後の秋巡業については「状態を見ながらで、治り具合にもよると思うが、日数的には巡業に向けての調整になると思う」と話した。

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