1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

大谷翔平のMVP獲得を米名物記者ナイチンゲール氏予言!明日投票なら「満場一致」…気になるのはV決定後の起用法

スポーツ報知 / 2024年9月7日 5時0分

 ドジャース・大谷翔平投手(30)について5日(日本時間6日)、米全国紙「USAトゥデー」の名物記者ボブ・ナイチンゲール氏が分析した。史上初の50本塁打&50盗塁「50―50」を視界に捉え、DH専門では史上初、両リーグでの獲得は同2人目というMVPも最有力候補と断言。与えている衝撃度もレジェンドのスラッガーに比肩していると指摘した。(取材・構成=中村 晃大)

 経験豊富なベテラン記者も、ここまでの大谷の快進撃は予想できなかった。昨年9月の右肘手術で打者に専念しているドジャース1年目の今季。ここまで137試合で打率2割9分、44本塁打、99打点、46盗塁。現状、年間50発&53盗塁ペースで前人未到の「50―50」が現実味を帯びている。

 「あれほど体が大きな男だと、40~50盗塁もするとは考えづらい。25~30盗塁だろうと思っていた。(50―50は)できると思う。あとはドジャースが優勝を決めた後にどれだけ翔平を休ませるかが興味深いね」

 「40―40」達成後も数字を伸ばし、最近では打席に立てば敵地でも「MVPコール」が起こる。DH専門では史上初となるMVP獲得の可能性は? 投票権を持つナイチンゲール記者の見立ては―。

 「もし投票が明日だったとしたら、彼は満場一致で選ばれるだろう。取れないとしたら、オズナ(ブレーブス)が3冠王を取った時ぐらい。リンドア(メッツ)にチャンスが与えられるためには、まずチームがプレーオフに行かなければならない」

 長打力とスピードで、メジャートップ級の働きを見せる大谷。過去に類を見ないような衝撃を与えているのでは? そう尋ねると、ナイチンゲール記者は球史に名を刻んだスラッガーを引き合いに出した。

 「バリー・ボンズ。彼は私が見たことある選手の中で一番すごい選手だね。彼がナンバー1の選手かどうかはそれぞれ意見があるだろうが、73本塁打も打ったことは信じられないよ。現役ならジャッジ(ヤンキース)かな。特に今年はセンターを守って60発を打とうとしてるから」

 だが、大谷がそんな名選手たちと比較される域まで達していることは間違いない。MLB記者界の重鎮は大谷のすごさに「運動能力の高さ」を挙げ、早くも来季以降に目を向けた。

 「攻撃ではベストなシーズンを送っているだけに、来季、投手として投げ始めたらどうなるのか。打者としての良さは減ってしまうのだろうか。いつか彼が投手をやめてセンターやレフトを守るとしても、素晴らしい外野手になるだろう。そんなことまで考えてしまうよ(笑い)」

 ◆ボブ・ナイチンゲール 「USAトゥデー」の敏腕記者。特ダネを連発するXのフォロワー数は45万人超え。全米野球記者協会「BBWAA」副会長、アリゾナ支部長、殿堂入り・MVP投票者を務め、時には辛口の論評でも知られる。以前はドジャース、パドレスなどの番記者だった経歴を持つ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください