吉本新喜劇総選挙でアキが３連覇達成「殿堂入りは？」に間寛平ＧＭ「ないです」即答

吉本新喜劇総選挙で３連覇を達成したアキ（前列左から４人目）と、新喜劇まつりに出演する３０人の座員

　吉本新喜劇座員総選挙２０２４の結果発表が６日、大阪・難波のイエスシアターで結果発表が行われ、「いいよぉ～」のギャグで人気の座長・アキが、最終獲得票数３万８８７３で３連覇を果たした。

　今回の総選挙は１０月１８日に開催される「吉本新喜劇まつり２０２４」（大阪・なんばグランド花月）の出演者３０人を、出馬表明した８６人の中から、７月３１日から８月３１日まで公式ホームページでのクリック数で競うもの。上位２９人と、最後の１人は結果発表当日に選ばれた観客の“推し枠”で、瀧見信行が選ばれた。

　３連覇のアキは「総選挙の企画はありがたい。本当にうれしいです。ありがとうございます」と感謝。「殿堂はないんですか？」と聞くと間寛平ＧＭが「ないです」と即答し笑わせた。また途中経過で清水けんじを下回ると「座長を辞める」と公約していた吉田裕は８位。６位に清水が入り“座長クビ”の危機に「うわ～。どうしよう。負けないと思ってた。言葉が出てこない」とオドオド。６位の清水は「去年の総選挙終わってからＳＮＳをやっていました」と地道な活動の結果に胸を張った。推し枠の瀧見は信じられない顔で壇上へ向かい「一生あがることないと思ってた。うれしい！」と大喜びした。

　２年ぶりに出馬した池乃めだかは２５位で「何が起こってるのかわからん」とボケながらも「ありがとうございます！」と感謝。初出馬の石田靖も２９位と根強い人気を誇り「やっと出られるんで、楽しみです」とほほ笑んだ。一方、昨年２位だった千葉公平は９位と順位を落としたが「今年９位で安心しています」と余裕をみせた。

　１１位だった間寛平ゼネラルマネジャー（ＧＭ）は「皆さんに盛り上げていただいた。座員も一丸となって笑いを作ってくれた」と感謝。若手座員も多く選ばれ「座長を脅かすくらいに頑張ってほしい。もっともっと鍛えていきたい」と目尻を下げながらも、激励を忘れなかった。