【Ｕ―１８】志願のスクイズを決めた浜本遥大に小倉監督「広陵で鍛えられていますね」 ２次リーグ初戦で台湾撃破

台湾戦で決勝のセーフティスクイズを決めた浜本遥大はベンチへバンザイ（カメラ・加藤弘士）

◆第１３回ＢＦＡ　Ｕ１８アジア選手権▽２次リーグ　日本１―０台湾（６日・天母野球場）

　日本が台湾に１―０で勝利した。

　６回の無死一、三塁の好機。浜本遥大中堅手（広陵）のセーフティースクイズで１点をもぎ取った。小倉全由監督（６７）は「あそこはノーアウトからスクイズもあるよな、なんてベンチで言っていたら、浜本が『セーフティースクイズ行けます』と言うので。じゃあ１球目からいってみようかと」と舞台裏を明かした。１点が重いゲームの中で役割を果たした浜本に「しっかり広陵で鍛えられていますね」と感心した。

　投げては先発の藤田琉生投手（東海大相模）と坂井遼投手（関東第一）が無失点リレー。接戦を制し「采配ではなくて選手ですよ。やってくれた選手（のおかげ）です。自分なんかは選手たちにやってもらいたいだけだから。送り出すだけですからね」と台湾で、台湾と戦うという完全アウェーの試合に勝利したナインをたたえた。