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「氣志團」にテンションアゲアゲ、早川隆久が「いろいろ思い出の詰まった球場」で楽天初の左腕10勝

スポーツ報知 / 2024年9月7日 6時0分

10勝目を挙げ笑顔を見せる早川

◆パ・リーグ ロッテ1―2楽天(6日・ZOZOマリン)

 天を仰ぎ、思わず膝に手をついた。楽天・早川隆久投手(26)は悔しさを隠しきれなかった。9回2死一塁、今季2度目の完封までアウト1つと迫ったが、126球目をソトに左中間適時二塁打され「悔しいがちょっと強いですね」。それでも、8回2/3を4安打1失点。球団創設20周年で、球団の左腕では初の2ケタとなる10勝目を挙げた。

 自在に風を操った。「いろいろ思い出の詰まった球場」と話すように木更津総合時代には、何度も上がったマウンド。3年夏に甲子園出場を決めたのもマリンだった。「風をうまく利用できた」と大きく変化するボールを意図的に使い、ロッテ打線を封じ込んだ。

 イベントにも背中を押された。試合前「ALL FOR CHIBA FES」に登場したのは、その木更津が生んだ人気ロックバンド「氣志團」。「ブルペンで投げているとき『One Night Carnival』聴けたので、テンション上がりながらも、落ち着かせてマウンドに入ることできた」と笑った。

 3位を争うロッテとの4連戦で1勝1敗に戻す快投に、今江監督も「早川がよく頑張ってくれました」。勝率5割で3位と2・5差。10勝も通過点に、左腕が厳しい戦いが続くチームの先頭に立つ。(山口 泰史)

 ◆記録メモ 左腕の早川(楽)が今季10勝目。楽天投手のシーズン2ケタ勝利は、22年に10勝の則本以来9人目(24度目)だが、過去の8人は全て右投手。左腕では早川が初めてだ。

 これまでチームの左投手では、11年の塩見貴洋、19年の辛島航、そして入団1年目の21年に早川が記録した9勝が最多。21年は9勝目を挙げた後、先発した4試合に(-は勝敗なし)●--●、今年-〇。早川が“6度目の正直”で10勝目を手にした。

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