【高校野球】知徳の152キロ右腕・小船翼投手がプロ志望届…198センチの大器の理想は山本由伸
スポーツ報知 / 2024年9月7日 8時34分
県内最速タイ右腕 知徳の小船翼投手(3年)が6日、三島市内でプロ志望届を県高野連に郵送した。198センチの長身からスカウトの注目を集めた県内高校生最速タイ152キロを誇る右腕は取材に応じ、10月24日のドラフト会議に向けて意気込みや現状を語った。指名されれば同校出身のプロ野球選手は3人目、高卒では初となる。
―知徳から徒歩で約5分離れた郵便局で志望届を送付。今の気持ちは?
「これから高校野球よりレベルが高いステージに行く。ワクワクとした気持ち」
―いつ意向を固めた?
「出そうと思っていたが、決めたのは夏大会(県8強)が終わって1週間後です」
―家族とは相談した?
「親からは選んだ道に後悔ないようにと言われた。夏良くなかったことで兄から心配されたが、悪かったのは夏だけ。なんとかなるようにしていくと言いました」
―今も下級生と一緒に練習に取り組んでいる。どのような調整を行っている?
「(部活引退前は)他の選手とのパワーの差をなくすためウェートトレをしていたが、今は柔軟性など細かいところをやっています」
―昨秋150キロ、昨春152キロと最速を伸ばし続けた。高校3年間は?
「自分で考えるようになって練習するようになった。(入学時)体ができあがるのは20歳だと思い大学進学を考えていた。(身体の成長曲線が)うまくいった」
―スカウトを含めプロ関係者と接触も可能になるが聞いてみたいことは?
「実力だったり、色々と声が上がっている独特なフォーム(テイクバック時に一段階肘を落とす)をどういう風にしていくのかアドバイスをもらいたい」
―理想としているプロ野球選手は?
「(ドジャースの)山本由伸選手。自分の直球はシュートしたり変わるので、由伸選手のようにすっと行く直球を投げられるようになりたい」
◆小船 翼(こぶね・つばさ)2006年6月20日、神奈川県生まれ。18歳。5歳から野球を始め、海老名市立柏ケ谷中時代は海老名リトルシニアでプレーし全国大会も経験。6学年上の兄・歩さんと同じ知徳に進学。198センチ、110キロ。右投右打。
〇…小船とともに松本陣前主将(3年)もプロ志望届を提出した。高校通算17本塁打で今夏「1番・三塁」を務めた。自身の持ち味を「打撃力」「50メートル走6秒3秒の俊足」「野球を愛するところ」と挙げた。部活がない日も4~600回の素振りをする努力家。「声がかからなくても今後も野球は続けていくので、プラスにつなげられればいい」と小学校からの夢実現に目を輝かせた。
◇公示 磐田東の寺田光投手(3年)がプロ志望届を提出し、6日に日本高野連の公式サイトで県内1号で公示された。
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