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【巨人】先発・井上温大が5回1失点 打線は3度の満塁チャンス生かせず5回まで無得点

スポーツ報知 / 2024年9月7日 16時3分

4回2死、京田陽太を空振り三振に打ち取った井上温大(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERA セ・リーグ 巨人―DeNA(7日・東京ドーム)

 巨人の井上温大投手が8勝目を目指して先発。1回に1点を失ったが、それ以降は無失点で5回まで4安打1失点と好投。打線は3度の満塁のチャンスを生かせず、DeNAの3投手に5回まで無得点に抑えられている。

 井上は1回に先取点を許した。1死から桑原将志外野手に右前打、佐野恵太外野手は右飛に打ち取ったが、2死一塁からオースティン内野手に左中間を破るタイムリー二塁打を打たれ、1点を失った。

 2回は1死から一ゴロへの一塁ベースカバーが遅れ、内野安打となったが、後続を抑え無失点。3回は2死からオースティンに2打席連続ヒットとなる左前打を打たれたが5番・牧秀悟内野手を空振り三振に仕留めた。

 3回までの井上の投球について、内海哲也投手コーチは「先制点は取られたけど、状態は良いと思う。この後の回もそれ以降もイニングの先頭をしっかりと取って、相手のチャンスの芽を摘めるように思い切って投球してほしい」と話した。

 巨人打線は1回、先頭の丸佳浩外野手が左前打で出塁。吉川尚輝内野手の一・二塁間の打球は牧秀悟内野手に好捕されたが丸は二進。2死となってから岡本和真内野手が遊撃内野安打でつなぎ、大城卓三捕手は四球を選び2死満塁とチャンスを広げたが、坂本勇人内野手は三ゴロに倒れ、無得点。

 2回は先頭の浅野翔吾外野手がDeNAの先発・石田裕太郎投手の左足に当あたる投手強襲安打で出塁。1死から井上温大投手が送りバントを決め2死二塁としたが、丸佳浩外野手は空振り三振に打ち取られた。

 3回も、2番に入る吉川尚輝内野手が先頭で右中間二塁打。モンテス内野手は左前打で続き無死一、三塁とチャンスを広げたが、岡本和真内野手は一邪飛。大城卓三捕手の四球で1死満塁とし、先発の石田裕太郎投手は降板、2番手で右の下手投げの中川颯投手が登板。1回に続いて満塁で打席に入った坂本勇人内野手だったが、初球を打って一邪飛。浅野翔吾外野手は空振り三振に打ち取られ、無死一、三塁を得点に結びつけられなかった。

 5回には、DeNAの3番手・山崎康晃投手に対し、岡本和真内野手、大城卓三捕手坂本勇人内野手、が連続四球を選び満塁のチャンス。しかし、浅野翔吾外野手は空振り三振に倒れ、またも得点できなかった。

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