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岡慎之助、がい旋試合でいきなり新技投入 鉄棒で大技・リューキン 落下も会場沸かせる

スポーツ報知 / 2024年9月7日 13時16分

国スポに出場した岡慎之助(左)

 ◆体操 ▽国民スポーツ大会(7日、佐賀・SAGAアリーナ)

 成年男子決勝が行われ、パリ五輪で日本勢52年ぶり3冠をなし遂げた岡慎之助(徳洲会)が岡山県代表で出場。6種目合計82・131点だった。1班を終えて、岡山県は暫定2位。

 新たな歴史を作った五輪後のがい旋試合で岡は新技に挑戦。種目別で金メダルを獲得した鉄棒で、F難度の大技「リューキン」(伸身トカチェフ1回ひねり)を投入した。バーをつかめず、惜しくも落下したが、4年後のロス五輪を見据え、早くも新たな一歩を踏み出した。最後の着地はピタリと止め、会場から大きな拍手がわき起こった。

 岡は今大会、地元の岡山県代表を代表して出場。大会前には「もちろん優勝したい。今年は岡山県で出て、結果を残してみんなに恩返ししたい気持ちでいる」と意気込んでいた。

 パリ五輪では、初出場ながら団体、個人総合、種目別鉄棒で3つの金メダルを獲得。1972年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来、日本男子52年ぶりの3冠を達成した。また種目別平行棒でも銅メダルをつかんだ。

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