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北野武監督、アマゾンと初タッグの映画「Broken Rage」初上映にベネチア熱狂

スポーツ報知 / 2024年9月7日 20時24分

ベネチア国際映画祭で声援に応える北野武監督

 第81回ベネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門(特別招待作品)に選出された北野武監督の最新作「Broken Rage」(Amazonプライムビデオで2025年世界配信)が6日(日本時間7日)に世界初上映された。

 日本の動画配信作品が同映画祭に出品されるのは史上初の快挙。北野監督は1997年の「HANA―BI」で金獅子賞(グランプリ)に輝くなど同映画祭と縁が深く、現地での知名度は抜群だ。公式上映が行われたメイン会場には「世界のキタノ」の新作を待つ映画ファンが押し寄せ、1032席が埋め尽くされた。

 「暴力映画におけるお笑い」をテーマに北野監督が脚本、主演も務めた意欲作。上映中は笑いと拍手が起こり、ファンが大喜び。上映後には、熱狂に包まれた観客からは惜しみない拍手と歓声が送られ、盛大なスタンディングオベーションに。6分を過ぎたところで、北野監督が照れくさそうに制止した。

 浅野忠信は「ものすごくウケていたのでホッとしました。僕が感じた『おもしろい!』という感覚が正しかったことが確認できてよかったです」と喜び、大森南朋は「イタリアのファンの方は北野監督の世界観をよくご存じなのだと思いますが、こんなにも愛と喜びを持ってこの映画と向き合っていただけるんだと思い、非常にうれしかったです」と声を弾ませた。3人はレッドカーペット、公式会見にも参加した。

 ◆「Broken Rage」 前半は警察とヤクザの間で板ばさみになった殺し屋が生き残りをかけて奮闘する骨太のクライムアクション。後半は同じ物語でありながら、前半と同じ物語をなぞるコミカルなセルフパロディーという二部構成になっている。北野監督がビートたけしとして主人公の殺し屋・ねずみ役、浅野、大森が刑事役を演じる。

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