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立憲民主党代表選立候補の4人 政権奪取の方向性は一致も野党連携で見解に違い

スポーツ報知 / 2024年9月8日 6時5分

代表選での健闘を誓い合った(左から)野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員(代表撮影)

 立憲民主党の代表選が7日告示され、既に立候補を表明していた野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)に加え、吉田晴美衆院議員(52)が滑り込みで出馬にこぎつけた。2021年の衆院選で初当選し、国会議員を1期務めただけの吉田氏は、従来の永田町の常識にとらわれない政治を行っていきたいと強調。新代表は23日の臨時党大会で選出される。

 出馬した4人の候補はこの日、共同会見や日本記者クラブの討論会などに出席。次期衆院選で、裏金問題に揺れる自民党から政権奪取を目指す方向性は一致した一方、他の野党との連携を巡っては見解の違いが浮き彫りとなった。

 野田氏は「今回は自民党総裁選を経て、どなたが総理になっても早い段階で解散総選挙がある」と予言した上で「穏健な保守層に支持を拡大した時に初めて政権交代のチャンスがある」と主張。野党勢力の議席最大化に向け「どの野党とも会話できる環境をつくる」と説明した。

 枝野氏は維新や共産とは政策面で隔たりがあり「包括的な連携は難しい」と地域の実情に応じて対応すると訴えた。国民民主党との関係構築は進めるとした。

 泉氏は維新について「立民と自民の両にらみだ」と指摘。次期衆院選前の連携は困難との見方を示し、共産との連立政権も否定した。「国民民主との連立政権は想定している」とした。

 吉田氏は「一対一の構図をつくるため選挙協力は進めるべきだ」と表明。他の野党と連立政権を組む場合には「事前にどの政党と組むか国民に示すべきだ」と語った。

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