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J2清水 ホーム14戦無敗…昇格争う長崎に先制されるもMFブラガが今季8号の同点弾

スポーツ報知 / 2024年9月8日 8時23分

後半5分、同点ゴールを決め拳を握る清水・ブラガ(中央=カメラ・武藤 瑞基)

◇明治安田J2リーグ 第30節 清水1-1長崎(7日・アイスタ)

 暫定2位の清水エスパルスは3位・長崎との直接対決を1―1で引き分けた。後半5分、MFルーカス・ブラガ(27)が同点の今季8号。今季ホームでの不敗を14試合(12勝2分け)に伸ばした。

  ライバルを引き離すことはできなかったが、しぶとく勝ち点1を積んだ。清水は終盤、3バックに形を変えて攻め込んだが2点目は奪えないままタイムアップ。長崎との勝ち点差は8のままとなった。秋葉忠宏監督(48)は「最後まで勝ち点3を奪いにいく姿勢は素晴らしかった」と前向きに評価した。

 前半24分、一瞬の隙を突かれクロスから失点。今季初めて本拠で先制を許したが、そのまま終わる訳にはいかなかった。後半5分、カウンターを仕掛け中盤からFW北川、MF乾、MFブラガが並走してゴールに向かう。ペナルティエリア直前で乾がラストパス。受けた助っ人が右足で同点弾をねじ込んだ。指揮官は「きっちり数的優位をつくった。選手をほめたい」と拍手した。

 ブラガは8月下旬、オフを利用して夫人と共に人生初の富士登山に挑んだ。「日本の象徴。一度挑戦したかった」。日本一の山から見た景色は忘れられない思い出となった。「妻の夢もかなえられた。大きな経験だった」。直近7試合で4点目。“富士山パワー”はピッチでも原動力となっている。

 連続完封は3試合で止まったものの、これで4戦負けなし。首位・横浜FCとの勝ち点差は4に広がったが、自動昇格へ着実に前進していることは間違いない。他クラブより1試合消化が少ないため、残りは9試合。次のホーム・山口戦(14日)からは中3日の3連戦が待つ。秋葉監督は「全員の力が必要。最高の準備をしていきたい」と言葉に力を込めた。最後まで慢心せず、歩みを進めていく。

(武藤 瑞基)

 ☆清水MFブラガ(貴重な同点ゴールを決め)「(乾が)出してくれるのを信じて、思い切りスプリントした」

 ☆清水MF乾(ブラガの同点弾をアシスト)「勝ちきりたかった。(北川含め)俺らFW2人が点を取れていないところは責任を感じる」

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