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【巨人】吉川尚輝、1回の守備でヒヤリも…2戦連続の猛打賞で9月は打率5割と絶好調

スポーツ報知 / 2024年9月8日 18時27分

5回2死、右前にこの試合3本目の安打を放つ吉川尚輝(カメラ・小林 泰斗)

◆JERA セ・リーグ 巨人0―8DeNA(8日・東京ドーム)

 巨人が劇的サヨナラ勝ちから一夜明け、1回に先発のメンデス投手が4失点(自責2)、救援陣も失点したほか、3失策がすべて点に結びつくなど8失点。打線は7安打での完封負けといいところのない試合で、一人気を吐いたのが3安打を放ち、2試合連続猛打賞の吉川尚輝内野手だった。

 1回のDeNAの攻撃では、左翼線に適時二塁打を放って二塁に滑り込んだ牧秀悟内野手とベース上で交錯。牧の滑り込んだ足が勢いあまって左足首に直撃した。吉川は手を当ててしゃがみこみ、トレーナーが駆け寄る場面があり、ヒヤリとしたが、その後は立ち上がってプレーを続けた。

 直後の1回1死の打席ではDeNAの先発・吉野光樹投手から中前打。3回の第2打席では左前打、5回の第3打席でも右前打して、他の打者が苦戦する吉野を3方向に3安打と完ぺきに攻略した。

 吉川は7日のDeNA戦でも2本の二塁打を含む4安打で猛打賞をマーク。これで9月は6試合で26打数13安打の打率5割と絶好調。二塁での再三の好守に加え、2番打者として好守にチームを引っ張っている。

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