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きょう将棋連盟100周年 新将棋会館が完成 羽生善治会長「わくわくしている」

スポーツ報知 / 2024年9月8日 12時48分

新将棋会館のお披露目式に出席した羽生善治会長(中央)ら棋士たち

 日本将棋連盟の創立100周年にあたる8日、東京都渋谷区に新将棋会館が完成し、お披露目式が行われた。同連盟の羽生善治会長や藤井聡太七冠らが出席した。

 テープカットを行った羽生は「将棋連盟が創設されて100年ということで、言葉でいうのは簡単なのですが、100年は非常に長い歳月。その間、将棋界を支えてくださっている方が絶え間なくいたからこそ今日を迎えることができた。大変うれしく思っています」と喜びを語った。

 現在の将棋会館は1976年の設立から50年近い歴史がある。羽生は「自分の将棋の世界で歩んできた道がそこに凝縮されている。そこを離れてしまうのは寂しい気持ちもあります」としつつ、「同時に新しい場所にうつり、ここでまた将棋の世界の新しい歴史が始まるんだなと実感しています。自分自身も(新しい場所で将棋を指すのは)想像がつかない部分もありますが、わくわくしている部分もある」と話した。

 新将棋会館は現在の将棋会館からJR千駄ケ谷駅に約300メートル近付いた地に完成。ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビルの1階となる。10月1日に道場やカフェ、売店を一体化した「棋の音(きのね)」がオープンし、新会館での公式戦の対局は年明けから予定している。

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