「練習する時は目隠し？」森泉の珍質問にパリ五輪で２大会連続入賞の陸上選手が丁寧に回答

フジテレビ

　パリ五輪陸上男子３０００メートル障害で、東京大会に続き２大会連続入賞を果たした三浦龍司（スバル）が、８日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」（日曜・午前１０時）に出演。ゲスト陣の素朴な疑問に答えていった。

　ＭＣの東野幸治が、東京五輪の頃から三浦に注目していた縁で出演が実現。「名だたるメダリストの中で、僕はちょこっと入賞したくらいですけど、注目していただいてありがたい」と感謝した。

　身長１６８センチの三浦は８位に入ったパリ五輪決勝のレースで、長身の選手が先頭集団で団子状態になっていたため「障害がほぼ見えないんですけど、見切り状態で飛んでた」と明かした。障害の高さは９１・４センチで短距離で使われるハードルと異なり重くて硬く、引っかけたり転倒すると大けがをする危険もある。

　練習で培ってきた感覚で飛んだという三浦に対し、ゲストでモデルの森泉は「練習する時は目隠しして跳んでるとか？」と質問。「いや、練習では…」と戸惑いながら答えようとした三浦を、東野は「メジャーになるということは、こういう質問も受けるということ」とフォロー。三浦は「でも、うれしいですね。同じような疑問を抱えている人も多いと思うので」と笑顔をみせた。

　レース中７回跳び越える水濠は幅が３メートル６６センチあり「濡（ぬ）れたくないので３メートルぎりぎりを狙って」着地すること、水濠の水は「暑くなるとぬるい。足湯程度」などトリビアを披露。マラソンのタイムを聞かれると「ハーフまでしか走ったことない」と返答。森に「走ってみたら？絶対速いよ」と勧（すす）められても「だいぶ遅いですよ」と謙遜していた。