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【広島】玉村、初回3失点で3回降板…新井監督が早め仕掛けも4回に2番手・松本が手痛い被弾

スポーツ報知 / 2024年9月8日 14時58分

4回、選手交代を告げる新井貴浩監督(中央)(カメラ・谷口 健二)

◆JERAセ・リーグ 広島―中日(8日・マツダスタジアム)

 広島の玉村昇悟投手が、3回3失点で降板した。3点ビハインドの3回先頭で代打を送られた。劣勢からの巻き返しに、新井監督が早めの仕掛け。その代打・田中が先頭四球で出塁したものの、走者を進めることができなかった。さらに4回から登板した2番手・松本が1死から木下にソロを浴び、追加点を奪われた。

 玉村は初回、先頭・岡林をストレート四球で歩かせると、続く福永の左中間二塁打であっさり先取点を献上。さらに1死三塁から、6日のカード初戦でも初回に先制決勝2ランを放っている細川に2ランを被弾した。立ち上がりの痛恨の3失点となった。

 優勝を争うチームは9月に入り、先発投手の序盤失点が目立つ。4戦すべて2回までに先制を許し、4連敗で迎えた前日7日の中日戦(マツダ)は、九里が7回途中1失点と好投して接戦を制した。だが、この日も序盤は苦しい展開となった。

 打線も序盤、中日先発の難敵右腕・柳の前に沈黙した。この試合前まで今季14イニングで1点も奪えておらず、2戦2敗。この日も初回は3者凡退。2回は2安打で2死一、二塁としたが、石原が空振り三振。4点ビハインドに広がった4回は小園、坂倉の連打で無死一、三塁とし、3戦ぶりスタメン復帰の末包が左前適時打。柳から待望の今季初得点を奪うと、さらに1死二、三塁から石原の三ゴロの間に1点を追加し、2点ビハインドに縮めた。

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