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【ソフトバンク】連敗4で止まった 6回以降ハラハラ継投で無失点 1週間ぶりマジック減った

スポーツ報知 / 2024年9月8日 15時54分

2回2死一、二塁、甲斐拓也の先制中前適時二塁打で生還する二塁走者・近藤健介(手前)と盛り上がるソフトバンクベンチ(カメラ・岩田 大補)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―1西武(8日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが逆転勝利で今季ワーストだった連敗を4で止めた。1日以来「15」のまま停滞していた優勝へのマジックナンバーが、ようやく減った。

 2回2死二、三塁から甲斐が左中間への2点二塁打で先制。「先制のチャンスを絶対に生かそうと打席に入りました。とにかく先制点を取ることができて良かったです」と相好を崩した。

 先発・松本晴は5回2死二塁から炭谷に左翼フェンス直撃の適時三塁打を献上したが、6回2死一、二塁で降板するまでプロ最多の99球を投げ、3安打1失点投球。プロ2勝目を挙げた。「今日の試合のテーマのひとつだった『先制点を与えない』というところがしっかりとできて良かった。でも、ピンチで降板してしまい、チームには迷惑をかけてしまった。次はもっといい投球ができるように、頑張りたい」と振り返った。

 6回の火消しを務めたのは岩井。外崎を左飛に打ち取った。7回は3番手・大山が2四球で2死一、二塁のピンチを招いたが、8月25日の日本ハム戦以来の登板となった4番手・長谷川が、源田を空振り三振に仕留めてガッツポーズを見せた。

 1点リードの8回、マウンドには5番手・杉山。西川に右中間を襲う大きな当たりを運ばれたが、右翼・正木がランニングで好捕。佐藤龍に左翼線二塁打を浴びたが、平沼を見逃し三振。外崎には前進した左翼・近藤の頭を越える大飛球を打たれたが、中堅・周東が俊足を飛ばしてこれもウォーニングゾーンで好捕。辛うじてゼロで抑えた。

 8回は1死一、三塁から近藤が右犠飛で貴重な追加点を挙げた。

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