【ＤｅＮＡ】緊急先発の吉野光樹が６回６安打無失点と好投…背中の違和感の大貫晋一の代役

力投する吉野光樹(カメラ・小林　泰斗)

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人―ＤｅＮＡ（８日・東京ドーム）

　先発したＤｅＮＡ・吉野光樹投手が６回６安打無失点と好投した。

　４―０の初回１死から吉川に中前打を打たれると、続くモンテスに四球を与え１死一、二塁の危機を招いた。それでも、岡本和と大城卓を空振り三振に斬り、雄たけびを上げながら拳を握り無失点で切り抜けた。

　５点リードの２回は３者凡退に抑えた。、３回は２死から吉川に左前打を許したが、得点を与えなかった。４回と５回には２死から連打を浴び、得点圏に走者を進めたが無失点に抑えると、６回も打者を３人で料理。試合を作り、７回からは継投に入った。

　本来、先発予定だった大貫が６日の練習中に背中に違和感を訴え、緊急で昇格。プロ初登板初先発となった７月１３日の巨人戦（東京Ｄ）では５回４安打２失点で敗戦投手となったが、突如訪れたチャンスをものにしてリベンジを果たした。