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【アメフト】昨季同率Vの関大まさかの黒星 近大に2007年以来17年ぶりの土

スポーツ報知 / 2024年9月8日 19時34分

近大に敗れ、肩を落とす関大の選手(カメラ・義村 治子)

◆関西学生アメリカンフットボールリーグ ▽第2節 近大35―31関大(8日・MKタクシーフィールドエキスポ)

 昨季、3校同率優勝(抽選で3位相当)を果たした関大が、17年ぶりに近大に敗れた。

 ともに初戦勝利で対戦を迎えた両チームの第1クオーター(Q)は、近大1年のWR小野真が先制タッチダウン(TD)。第2Qは互いに14得点を奪い、近大が4点リードで前半を終えた。

 第3Qは近大RB島田隼輔(4年)が追加点を挙げたが、関大WR溝口駿斗(4年)も負けじとTD。5点差で迎えた第4Qに関大が逆転TDを決めたが、2分後に近大・島田が再逆転のTDを決め、4点差で競り勝った。近大は2007年以来、17年ぶりに関大に勝利。今春就任した古橋由一郎ヘッドコーチは「勝てると思ってなかった。本当に成長したと思う」と目を細めた。

 一方、15年ぶりの単独優勝を目指した関大・磯和雅敏監督は「弱かったから負けた。情けない。日本一どころか、全国のトーナメントに出るのも一歩も二歩も後退した。非常に厳しい状況に追いやられた」と敗戦を受け止めた。

 2連勝の近大は21の次節で立命大と、1勝1敗の関大は同日、桃山学院大と対戦する。

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