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【オリックス】宮城大弥が1失点の力投も6勝目ならず 規定投球回まで31回1/3「全然、まだ可能性はある」

スポーツ報知 / 2024年9月9日 5時0分

7回2死三塁、日本ハム・水野を三振に仕留めて雄たけびを上げる宮城(カメラ/今成 良輔)

◆パ・リーグ 日本ハム4―5オリックス(8日・エスコンフィールド)

 オリックス・宮城に満足感はなかった。「最後の1人を取れずに降りたことが悔しかった」。レイエスに左前適時打を許し連続イニング無失点が30で止まった直後の8回2死一塁、マルティネスへ四球を与えた。今季最多の125球目。スライダーが内角低めに外れ、中嶋監督に「残りのアウト一つはなかなか難しいな…」とマウンドで交代を告げられた。

 エスコンでは昨年4月25日に登板し、自己最短の1回2/3を5失点でKO。当時の映像を見返すことはせず、1失点と力投した。5日にはエスピノーザや曽谷、山下と「先発会」を開催。助っ人右腕に高級すしをごちそうになった。営業時間を終えていたが、回転すしもハシゴしようとしたのは、パワーをため込むため。野球が中心にあった。

 9回にマチャドが追いつかれ、6勝目は消えた。残り4登板の予定。4年連続の2ケタ勝利は厳しいが、規定投球回まで31回1/3だ。「全然、まだ可能性はある。行けるところまで行きたい」。防御率2・10もトップのモイネロ(ソフトバンク)と0・13差。エースとして全うする。(長田 亨)

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