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現地初の日本人サッカープレーヤーが語るバーレーンの特徴やプレースタイル

スポーツ報知 / 2024年9月9日 5時5分

追手門学院大サッカー部の内田昂輔監督

 バーレーン2部ブダイヤクラブで史上初の日本人選手として戦った経験のある追手門学院大サッカー部の内田昂輔監督(36)が同国の特徴やプレースタイルを語った。(取材・構成=森脇 瑠香)

 バーレーンの9月の平均気温は37度で、日本と同じく島国のため湿度も高い。敵地での対戦は2009年1月28日のアジア杯予選(0●1)以来、15年ぶりで、息苦しい蒸し暑さが森保ジャパンに立ちはだかる。「暑いからサッカーができないってみんな言っていた。夜でも十分暑い」と内田さん。現地では大半のチームが午後9、10時から練習をするといい、日本戦は現地午後7時開始で、うだるような暑さは残る。

 チームとして警戒すべきは右サイドからの攻撃だ。前回対戦ではFWユスフに苦戦したが、今回はメンバー外。内田さんは7番のMFアリ・マダンと、8番のMFモハメド・マルフーンに注目した。「2人とも小柄だが、技術がある。バーレーン人は器用さもあって身体能力も高い。小さくても体が強い選手が多い」と分析。最終予選の初戦で強豪オーストラリアに完封勝利したDF陣も侮れない。

 国際Aマッチ対戦成績は日本が9勝2敗。1月31日のアジア杯決勝トーナメント1回戦では3―1で日本が勝った。前半32分に堂安、後半4分に久保、同27分には上田がダメ押し点を決めた。内田さんは「向こうの人たちはイライラすると集中が切れる。アジア杯の時は日本が先制して勝った。集中が切れやすいので、早めに点をとれば勝てる可能性は高くなる」と考察した。

 バーレーンはアジア杯後、クロアチア人のドラガン・タライッチ新監督が就任。「どんなサッカーをするか予想がつかない」と警戒も必要だ。オーストリア戦は後半44分に相手のオウンゴールで劇的勝利。だが、「文化的にも人にせいにするとか、非は認めない。日本人だと、ゴメンってなるが、お前のせいやろっていう感じ(笑い)」と内田さん。チームの結束力で勝る日本は、先手必勝がカギとなる。

 ◆バーレーン 西アジア・中東に位置し、ペルシャ湾に浮かぶ、国土面積は仙台市とほぼ同じ大きさの島国。首都はマナマ。人口は157・7万人でうちバーレーン人は72・6万人。1932年には石油の生産を開始、その後近代化を進め、71年に英国から独立した。国内ではサッカーが一番人気のあるスポーツ。代表のFIFAランクは80位。

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