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大谷翔平、第2打席で中前打 自己最多の161安打も…一塁けん制球でアウト 5試合ぶり47盗塁目ならず

スポーツ報知 / 2024年9月9日 5時55分

◆米大リーグ ドジャース―ガーディアンズ(8日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が8日(日本時間9日)、本拠地・ガーディアンズ戦に「1番・DH」先発出場。昨季は3打数無安打2三振に抑えられたガ軍先発右腕・バイビーから3回2死の第2打席で中前打を放ち、通算5打席目で初ヒットとした。シーズン161安打は22年の自己最多を更新。しかし、5試合ぶりの47盗塁目を狙ったが、一塁けんせい球でタッチアウトとなった。

 初回先頭の第1打席は左飛。ドジャースタジアムは試合開始の現地午後1時10分時点で気温39度の猛暑となっている。

 前日7日(同8日)の同戦では2度の“未遂弾”があった。初回先頭の初球をいきなり捉え、右翼ポール際に運ぶもわずかにファウル。6回2死では左翼へ大飛球を放ったが、フェンス際で失速した。飛距離は348フィート(約106メートル)を計測し、米データサイト「baseball savant」によると、全30球場のうち10球場ではホームランになっていた当たり。少しばかり運もなかった。

 ここまで100打点はすでに自己最多タイ。この日2戦ぶりの46号が出れば21年の自己最多に並び、打点でもキャリアハイを更新する。安打数とともに「自己最多」を一気に3つ成し遂げる可能性もある。

 試合前の時点で年間51本塁打、52盗塁ペース。前人未到の「50―50」を射程圏に捉えている。この日を含めて残り20試合。46号で自身最多タイとなり、自己新の47号が出ればアジア出身&DH選手の最多タイ記録となる。48号でアジア新記録の通算219本塁打を達成後、49号で球団最多に並び、日本人選手初の50号が盗塁次第では「50―50」を決めるアーチになるかもしれない。故障者続出でチームは苦しい状況が続くが、大谷のバットが3年連続の地区優勝に導く。

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