「ＴＨＥ ＴＩＭＥ，」安住紳一郎アナ、「パワハラ疑惑」兵庫県・斎藤元彦知事に見解「この状況では『知事はこのまま続けられないだろう』という大方の見方」

安住紳一郎アナ

　ＴＢＳ系「ＴＨＥ　ＴＩＭＥ，」（月金曜・午前５時２０分）は９日、兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑を報じた。

　２１年知事選で自民党とともに斎藤氏を推薦した日本維新の会が疑惑告発文書問題を巡り９日午後にも辞職と出直し選挙を申し入れる方針を固めた。自民党は１２日にも辞職を申し入れる方針。他の３会派も賛同する方向で調整しており、全会派から辞職を突きつけられる状況で斎藤氏は辞職を否定しているが、厳しい立場に追い込まれた。

　総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーは「ここに来て思うことは、こういうことだと思います」と切り出すとモニターには「それでも続ける理由」の一文が掲げられた。安住アナは「それでも続ける理由ということで、パワハラはしていないとう知事の主張なので、辞める必要はないという本人の考えは分かりますが、さすがにこの状況では『知事はこのまま続けられないだろう』という大方の見方があるなかで知事をよく知る２人に話を聞いてきました」と伝えた。

　番組では昨年まで兵庫県議会の議長を務めた小西隆紀氏、兵庫県の元管理職の男性を取材。２人が証言する斎藤氏が「それでも続ける理由」を伝えていた。