【ローズＳ】カニキュルが夏を越し急成長 菊沢調教師「体と気持ちのバランスが整いつつある」

カニキュル

◆第４２回ローズＳ・Ｇ２（９月１５日、中京競馬場・芝２０００メートル、３着まで秋華賞への優先出走権）

　４月のフローラＳで３着に入ったカニキュル（牝３歳、菊沢隆徳厩舎、父エピファネイア）は、夏を越して急成長してきた。

　フローラＳ３着後、初の古馬相手だった前走（１勝クラス）では、好位３番手から押し切って勝利。時計も優秀で改めて能力の高さをみせた。ここは３か月ぶりの実戦になるが、菊沢調教師は「気持ちに余裕が出てきて、夏をいい形に過ごせたと思っています。これからのところはありますが、体と気持ちのバランスが整いつつあります。とにかくこの子に関しては自分との戦い。相手関係ではなく、自分が冷静に走れるかです」と気を引き締めていた。