友風が十両で７場所ぶりの連勝スタート 「イメージ通り？ それ以上の相撲が取れました」

東白龍（左）を突き出しで破った友風（カメラ・今西　淳）

◆大相撲秋場所２日目（９日、東京・両国国技館）

　今年６月に二所ノ関部屋から独立した中村部屋の部屋頭、東十両１１枚目・友風が東１０枚目・東白龍（玉ノ井）を突き出して昨年の名古屋場所以来、７場所ぶりとなる連勝スタートを決めた。

　立ち合いから突き押しで圧倒した。「イメージ通り？　いや違いますね。イメージ以上の相撲でした」と得意のドヤ顔。そして「相手も思いきって来てましたし、しっかり落ち着いて対応することができました」と振り返った。

　西支度部屋で師匠の中村親方（元関脇・嘉風）と笑顔で握手。朝稽古では師匠と作戦会議を開いて土俵に上がったという。「まだ２日目ですけど、今場所は動きがいい。師匠が作ってくれた２部練のメニューをしっかりこなしているからだと思います」。

　酷暑の続いた名古屋場所では夏バテ知らずで体重が１０キロも増えた。今場所は「名古屋に比べたら５キロ減ぐらいですかね。足も痛くないし、いい感じです」と最後まで笑顔だった。