1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

あまりの暑さに異例の水配布 猛暑39・4度を吹き飛ばず大谷翔平の特大46号ソロを安藤記者が見た

スポーツ報知 / 2024年9月10日 5時0分

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が8日(日本時間9日)、猛暑を吹き飛ばして特大の46号ソロを放った。午後1時10分の試合開始時の気温は39・4度。ドジャースタジアムで行われた試合では、季節外れの猛暑になった17年10月24日のワールドシリーズ第1戦のアストロズ戦に並ぶ最高気温となった。この日から現地での取材に入った安藤宏太記者が見た。

 どこへ行っても暑い。8日午後5時頃に成田空港を出発して、現地時間8日(日本時間9日)午前10時30分頃、ロサンゼルス国際空港に到着。約1か月ぶりの米国で日本と変わらぬ暑さに汗を流しながら、そのままドジャースタジアムに直行し、着陸から約4時間後の午後2時30分頃に大谷が46号を放ったのを見届けた。眠気も吹き飛んだが、本塁後方の記者席から見た光景はいつもとは違った。

 日曜日のデーゲーム。「有料入場者数」で発表される観客数は4万4207人だったが、明らかに空席が目立った。試合開始時の気温はレギュラーシーズンではドジャースタジアム史上最高の摂氏103度(華氏39・4度)。地元のNFLラムズの今季初戦も開催され、あまりの暑さに観戦を控えるファンも多かった。来場しても日陰のコンコースで日差しをしのぐ人も多かった。来場者に水が無料で配布されるなど、異例の措置も取られた。

 球宴などを取材して7月末に一時帰国。今でも都内の駅で降りて初めて外気に触れた際の蒸し暑さは忘れられない。球宴のダラスや東海岸のフィラデルフィアも暑かったが、気温以上の暑さを日本では感じた。ロサンゼルスは温暖な気候で知られ夏は強烈な日差しが降り注ぐが、長年LAに住む現地記者に聞いても、異常な暑さだという。冷房による電力消費も激しく、滞在するホテルでも午後8時すぎから約20分間停電した。

 ド軍ナインも試合前のグランウンドでの練習を控えるなどしていたが大谷は、「体力(消耗)はあまり関係ないですね。守備は出ていないので、攻撃の時にどう準備するかだけ。中の過ごし方はあまり変わらない」とさらりと言い放った。米国で熱い活躍を見せ、日本も熱狂の渦に巻き込む大谷。打って、走っての長い大谷の夏はまだまだ続きそうだ。(安藤 宏太)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください