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1969年奇跡のメッツの一員、エド・クレインプール氏が79歳で死去 1974年日米野球で来日

スポーツ報知 / 2024年9月10日 5時33分

エド・クレインプール氏 メッツの球団公式インスタグラム(@mets)より

 メッツが9日(日本時間10日)、球団の殿堂入り選手、エド・クレインプール氏が8日、米フロリダ州で心臓疾患に苦しんだ後、79歳で亡くなった、と発表した。

 同氏は1962年に17歳でこの年創設のメッツと契約。同年中にメジャーデビューすると、以後18年間メッツ一筋にフランチャイズ・プレイヤーとしてニューヨークで人気を集めた左投左打の一塁手。1965年にオールスター戦に出場。1969年、ワールドシリーズ第3戦の8回にソロ本塁打を放つなど、奇跡のメッツの一員として活躍。通算1853試合出場は、球団記録として残り、1990年に球団の殿堂入りを果たしている。通算1418安打を放ち、打率2割6分1厘、118本塁打、614打点。なお、1974年には日米野球で来日。チーム最多の7本塁打を放った。

 オーナーのスティーブ・コーエン氏は「エド・クレインプールの訃報を知り、私たちは非常に悲しみに暮れています。彼はブロンクスのジェームズ・モンロー高校で活躍した後、その後18年間、メッツで1853試合に出場し、フランチャイズ史上最長の在籍選手となる地元チームでプレーすることになった。エドは、彼の選手としてのキャリアが終わった後も、組織を代表してコミュニティで精力的に働き続けました。私たちは、オールドタイマーズデーとその後の数年間、エドと過ごした時間を大切にしました。エドからメッツの話や歴史を聞くことができたのは、この上ない喜びだった。彼の家族や友人に思いと祈りを捧げます」との声明を発表した。

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