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大谷翔平、DHシーズン最多&アジア通算最多に並ぶ47号出るか カブス戦「1番・DH」 鈴木誠也と対決

スポーツ報知 / 2024年9月10日 7時1分

◆米大リーグ ドジャース―カブス(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠地・カブス戦に「1番・DH」で先発出場する。同級生の鈴木誠也外野手(30)との“日本人対決”で、自己最多を更新する2戦連発の47号が出れば、アジア出身選手の通算最多本塁打、DH選手としてのシーズン最多本塁打記録に並ぶことになる。

 前日8日(同9日)の本拠地・ガーディアンズ戦では3回の中前打で22年を上回る自己最多の161安打とすると、5回1死では衝撃の46号ソロ。21年の自己最多に並ぶ2試合ぶりの本塁打は右翼ポール上空を通過し、右翼5階席にある1955年のワールドシリーズ初制覇を記念するボードに直撃する“世界一吉兆弾”となった。飛距離450フィート(約137・2メートル)、最高到達点119フィート(約36・3メートル)に「いい打撃だったと思います」。打点も21年のキャリアハイを更新する101打点とし、本塁打とリーグ2冠に再浮上。46盗塁と合わせ、史上初をさらに伸ばして「46―46」に到達。年間52発、52盗塁ペースと勢いが止まらない。

 自己新記録の47号が出ると、メジャー通算218本塁打となる大谷。韓国出身の秋信守(レンジャーズなど)のアジア出身選手最多記録に並ぶとともに06年のD・オルティス(Rソックス)のDHシーズン最多記録(同年オルティスは一塁で7本、計54本塁打)も捉える。その後も48号なら2つの記録を更新し、49号で01年のS・グリーンに並ぶ球団最多タイ。日本人選手初の快挙となる50号は球団新記録となり、盗塁次第で前人未到の「50―50」を決める歴史的アーチになる可能性もある。

 カ軍先発・ヘンドリックスとは今年4月5日(同6日)の初対戦で1本塁打を含む3打数2安打2打点と打ち込んでいる。相性抜群の右腕から、連日の偉業を成し遂げることはできるだろうか。

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