1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

レッドソックスの右打者コンビが、1試合で2度の2者連続本塁打 吉田正尚は2試合ぶり欠場

スポーツ報知 / 2024年9月10日 12時25分

◆米大リーグ レッドソックス12―3オリオールズ(9日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は9日(日本時間10日)、本拠のオリオールズ戦、ベンチスタートで出番はなかった。3回と8回に、レフスナイダーとオニールによる2者連続本塁打が繰り返されるなど、打線が大爆発。12―3の快勝で、ア・リーグ東地区対決の初戦を白星で飾った。ワイルド・カード争いは上位3球団が全て敗れ、レッドソックスは3ゲーム差に迫った。

 出番のなかった吉田もベンチから出て、笑顔でハイタッチに加わった。ワイルドカード争いの首位に立つオリオールズとの3連戦の初戦は、理想的な12―3の快勝だ。

 3万600人のファンが、デジャヴに酔いしれた。3回に、レフスナイダーが勝ち越し2ラン、続くオニールが2者連続アーチを放ってから約2時間後。8回にも、三塁打を残してサイクル安打に王手を掛けていたレフスナイダーが11号ソロで、自身最多の1試合5打点を叩きだし、オニールが29号ソロと、同じ顔ぶれの2人が2者連続アーチとなった。

 試合後のコーラ監督は「マニー(マルティネス)とパピ(オルティス)がやっているかもしれないね」と語っていたが、同一試合で同じ2選手が2者連続本塁打を1試合に2度放ったのは、1994年4月19日のモー・ボーンとティム・ネアリング以来。球団史上2度目の快挙だった。

 オニールは、アストロズのアルバレスに並ぶメジャー最多タイの今季7度目のマルチ本塁打。シーズン7マルチ本塁打は、1977年のジム・ライス、2002年のマニー・ラミレスに並ぶ球団史上第3位タイ。上位には、1938年のジミー・フォックスの10度、2005年のデービット・オルティスの9度がある。相手先発左腕ポビッチに対し、3番以降に右打者を並べた打線が的中したコーラ監督は「最近、左先発に対していい仕事が出来ている。残りシーズンもこれで行く」と、残り18試合もツープラトン制で戦う方針だ。

 吉田は先月8月19日のアストロズ戦(菊池)、同31日のタイガース戦(スクバル)、今月7日のホワイトソックス戦(クロシェット)と、相手が左腕先発の場合にベンチスタートが続いている。きょう第2戦は右腕スアレスで、活躍が期待される。

 シーズンも大詰め。この日から同地区上位のオリオールズ、ヤンキースの7連戦。先月9日からヤンキース最終戦の15日まで38日間で計37試合を戦うタフな日程となっている。更に16日のオフを挟んで、残り12試合中9試合の対戦相手は、勝率5割以上の強敵が続く。本拠地でのオリオールズ戦勝利は昨年9月10日以来。プレーオフへの望みをつないだ快勝に、本拠地は大いに盛り上がった。

  

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください