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大谷翔平、第4打席は右前打で2戦連続マルチ 打率・293に上昇 3回に6戦ぶり盗塁で「46―47」

スポーツ報知 / 2024年9月10日 13時17分

◆米大リーグ ドジャース―カブス(9日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠地・カブス戦に「1番・DH」で先発出場。5点を追う7回先頭の第4打席は3番手左腕・スマイリーから2打席連続ヒットとなる右前打。右翼・ベリンジャーの処理がもたつく間に二塁を陥れた(記録は右翼の失策)。続くベッツの17号2ランで大谷は生還し、今季115得点とした。2試合連続のマルチ安打で打率は2割9分3厘となった。

 試合前には山本由伸投手(26)とともに10日(同11日)に対戦予定のカブス・今永昇太投手(31)と約3分間談笑する場面もみられた大谷は、カ軍先発右腕・ヘンドリックスとは今年4月5日(同6日)の初対戦で1本塁打を含む3打数2安打2打点と打ち込んだ。相性抜群の右腕から連日の“偉業達成”の期待がかかる中、初回先頭の第1打席は遊飛に倒れた。

 3回2死の第2打席は四球を選んで出塁すると、2番・ベッツの2球目に6試合ぶりの二盗を決めて「46―47」とした。球場の両翼にあるスクリーンにも数字が大きく表示された。5回1死一塁の第3打席は2試合連続安打となる中前打を放ち、自己最多をさらに更新する今季163安打としていた。

 前日8日(同9日)の本拠地・ガーディアンズ戦では3回の中前打で22年を上回る自己最多の161安打とすると、5回1死では衝撃の46号ソロ。21年の自己最多に並ぶ2試合ぶりの本塁打は右翼ポール上空を通過し、右翼5階席にある1955年のワールドシリーズ初制覇を記念するボードに直撃する“世界一吉兆弾”となった。飛距離450フィート(約137・2メートル)、最高到達点119フィート(約36・3メートル)に「いい打撃だったと思います」。打点も21年のキャリアハイを更新する101打点としていた。

 この日2試合連発の47号が出ると、21年を超えて自己新記録になるとともに米通算218本塁打。韓国出身の秋信守(レンジャーズなど)のアジア出身選手の通算最多記録に並び、さらには06年のD・オルティス(Rソックス)のDHシーズン最多記録(オルティスは一塁でも7本、計54本塁打)も捉える。その後も48号となれば2つの記録を更新し、49号で01年のS・グリーンに並ぶ球団最多タイ記録。日本人選手初の快挙となる50号は球団新記録となり、盗塁次第で前人未到の「50―50」を決める歴史的アーチになる可能性もある。大谷の打席から目が離せない。

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