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【大学野球】 リーグ戦初登板の国学院大・山口逸貴が快投  西武・武内直伝のツーシームで青学大を翻弄

スポーツ報知 / 2024年9月10日 14時48分

7回途中を無失点と好投した先発の山口逸貴投手(カメラ・臼井 恭香)

◆東都大学野球秋季リーグ戦第1週第2日▽国学院大1―0青学大(10日・神宮)

 国学院大が3投手のリレーで青学大を完封し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。

 先発は、リーグ戦初登板の左腕・山口逸貴(3年=興譲館)。135キロ前後の直球にツーシームなど変化球を丁寧に低めに集め、1回戦で16安打を放った青学大打線を7回2死まで3安打無失点に封じた。

 「丁寧にコース、高さをしっかり投げ切れば、連打されることはないとバッテリーで話し合っていました。ストレートから若干ずらしたツーシームが良かったです」と山口。ツーシームは、同じ左腕で2学年上の先輩だった西武・武内夏暉から教わったもので「投げるコツや握り方を聞きました。自分の武器になっています」と明かした。

 鳥山泰孝監督(49)は「入学以来、コツコツと練習を積み重ねてきた選手。もともとコントロールは良かったが、そこに投球術を身に付けた。期待通りのピッチングでした」とたたえていた。

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