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日本水連、金子専務理事 梅原氏の競泳委員長退任は「基本的には任期満了までと思っておいて下さいと」

スポーツ報知 / 2024年9月10日 16時49分

梅原孝之競泳委員長

 日本水連の金子日出澄専務理事が10日、都内で取材に応じ、来年6月の任期満了を前に退任の意向を示している梅原孝之競泳委員長について「本人も、なるべく早く2028年の体制で動いた方がいい、(退任が)10月1日とかのタイミングがいいというのはあると思う。口頭ではそれを聞いているが、退任について具体的に書面で受理しているものはない」と、説明した。

 金子専務理事は、梅原氏の競泳委員長としての役職について「パリ期までが一つのリミットだった」と言及。銀メダル1個に終わった競泳陣の責任を取る形での退任ではないと強調し「(梅原氏は)自分は役目が終わったし、次の2028に向けては早く、新体制の役員が入って決めるべきだと。任期満了は来年だが、それを前倒ししてでも、した方が良いと聞いている」とした。

 梅原委員長の後任候補についても「次期委員長がすぐに決まるかと言えば、そうではない」と金子専務理事。梅原氏の意向は承知しつつ「引き継ぎ期間、次期もすぐには決まらないから、基本的には任期満了までと思っておいて下さいと。総合的に前倒ししたほうが28年に向けていいと判断すれば、フェードイン、フェードアウトする。基本は、梅原さんに任期満了まで頑張ってもらいたい、という話はした」と語った。

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