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ラグビー 7人制男子日本代表、グリーニング新HCが会見「サクラのつぼみが咲くように」

スポーツ報知 / 2024年9月10日 18時3分

ラグビー7人制男子日本代表の新ヘッドコーチに就任したフィル・グリーニング氏(右)と梅田紘一セブンズ日本代表チームディレクター(カメラ・大谷翔太)

 ラグビー7人制男子の日本代表新ヘッドコーチ(HC)に就任したフィル・グリーニング氏が10日、都内で就任会見に臨んだ。最下位に終わった今夏のパリ五輪からの再建を託される中「2年で(最高峰の)ワールドシリーズに戻って(28年ロス)五輪に備える残り2年を、どう過ごすかが大事」と意気込みを語った。

 15人制の元イングランド代表で、現役引退後は7人制の米国代表などを指導したグリーニングHC。「アスリートとしての選手の成長にインパクトを残せたら。個人的に、日本文化がとても好き。日本に住めるのもとても楽しみ」と、日本での指導へ意欲を語った。7人制での経験や強化を、エディー・ジョーンズHC率いる15人制日本代表につなげる方針も掲げ「セブンスで経験を積んで、サクラのつぼみがリーグワンや15人制でも咲くようにしたい」とぶちあげた。

 7人制男子は昨年、チャレンジャーシリーズに降格。強豪と競う国際大会のワールドシリーズ復帰と、28年ロス五輪に向け強化を図る。リーグワン、大学のチームとも連携を深めていきたいと言うグリーニングHC。「選手に機会を与えることで成長できる。預けてもらった選手を、確実にレベルアップさせることが私たちのチャレンジ」と青写真を描いた。

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