バーレーン監督「我々は精神的に強い」 母国ファンは入場無料…２連勝かけて日本代表と対戦

バーレーン代表と日本代表について報じた現地紙「GULF　Daily　News」

　【マナマ（バーレーン）１０日＝星野　浩司】サッカーの２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選第２戦で日本代表（ＦＩＦＡランク１８位）とホームで対戦するバーレーン代表（同８０位）について、１０日付の現地紙「ＧＵＬＦ　Ｄａｉｌｙ　Ｎｅｗｓ」は「大陸の巨人と対戦する」という見出しで報じた。

　Ｗ杯初出場を目指すバーレーンは、５日にアウェーの初戦で強豪オーストラリアに１―０で歴史的勝利。同紙によると、２月から指揮するクロアチア出身のタライッチ監督は９日の会見で「明日はとてもハードな試合になることは分かっている。日本はグループリーグで優勝候補の一角であり、層が厚い」と気を引き締めていた。

　試合は午後７時（日本時間１１日午前１時）キックオフ。バーレーンのファンは入場無料となり、ホームの大声援に背中を押されながら強豪・日本に挑む。指揮官は「我々は精神的に強い。国民、友人、家族、そして王国の前でプレーするのだから」と２連勝に向けて自信をのぞかせた。

　対日本は過去１１戦で２勝９敗。０８年南アフリカＷ杯３次予選、０９年アジア杯予選といずれもホームで１―０で勝利している。