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「物言いをつける必要あった」琴桜と翔猿の土俵際微妙判定に「説明あればスッキリしたのに」元大関・琴風さん苦言

スポーツ報知 / 2024年9月11日 5時40分

琴桜(左)が押し出しで翔猿を下す(カメラ・今西 淳)

◆大相撲 ▽秋場所3日目(10日、東京・両国国技館)

 際どい土俵際も軍配は大関に上がった。琴桜は、立ち合いで翔猿を組み止め、右脇下に頭を突っ込んできた業師を強引に起こして前進。最後は相手の捨て身の下手投げに耐え、両者ほぼ同時に落ちた。物言いはつかず、館内のどよめきはしばらく収まらなかった。

 * * * * *

 最初に言わせてもらう。琴桜と翔猿の結びの一番は微妙な判定となった。木村庄之助の軍配は琴桜でも、テレビ画面では琴桜の手が先についていた。「翔猿の体が飛んで外に出ていた」との審判部の見解を支持するが、物言いをつける必要はあった。協議して審判部の見解をマイクで説明すれば、誰もがスッキリした気持ちになれたはずだ。

 というわけで琴桜である。初日と2日目は強い内容の相撲を見せたが、この日は翔猿の出方を警戒して足がそろって腰が引けた。右のかいな(腕)の下に頭を入れられる苦しい展開。最後は棒立ちになっての強引な押しがスッポ抜けてしまった。課題は立ち合いの最初の一歩にある。何も強く当たる必要はないが、最初の一歩を鋭く踏み込めば違う景色が展開していた。琴桜というしこ名を襲名したことは、横綱を目指すこと。反省して課題を細かくクリアしてほしい。(元大関・琴風、スポーツ報知評論家)

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